ED(勃起不全)に陥ってしまう原因は様々です。

器質性ED(身体的要因)

EDを引き起こす原因は、主に身体的要因と精神的要因の2種類です。

いずれの要因によってEDを発症しているかで対処法が異なるので、まずは自分がEDになってしまった原因を見つけることが大切です。

ここではEDの原因について紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

まず、身体的要因によってEDを引き起こすケースを紹介したいと思います。

身体的要因によって起こるEDを「器質性ED」といい、その主な原因として生活習慣病や動脈硬化が挙げられます。

これらの病気を発症すると、血管が収縮して血液の流れが滞ってしまいます。その結果、性的刺激を得ても陰茎海綿体に血液がスムーズに流れ込まず、EDを引き起こすリスクが高まります。

生活習慣病や動脈硬化は、加齢、不規則な生活習慣、過度な飲酒、喫煙などさまざまな要因によって発症する可能性があります。特に不規則な生活習慣や飲酒、喫煙は年齢に関係ないので、若いからといって油断しないようにしましょう。

また、過去に受けた外科手術や遭遇した事故が原因で器質性EDを招くケースもあります。

これらが原因で男性器周辺の血管や神経が傷ついてしまった場合、血液の循環がスムーズにいかなかったり性的刺激による興奮の信号が全身に行き届かなかったりすることがあります。その結果、性的刺激を得ても勃起しないリスクが高まります。

こうした原因から器質性EDを発症した場合は、その原因となっている病気や状態を改善することで治療可能です。また、ED治療薬を用いることで、さらにスムーズに治療することもできます。

心因性ED(精神的要因)

続いて紹介するのが、精神的要因によって起こる「心因性ED」です。

現代においては器質性EDよりも心因性EDのほうが発症しやすいといわれており、特に若い世代の男性が発症するケースが多く見られます。

心因性EDの原因として特に注意すべきなのが、日々のストレスです。

“ストレス社会”といわれる現代において、何をするにしてもストレスは付き物。特に人間関係によるストレスは、プライベート、仕事問わずいつでも生じる可能性があります。

このように、誰しもが大なり小なりストレスを感じながら生活しているのではないかと思いますが、そのストレスがあまりに大きすぎる場合、または過度に蓄積してしまっている場合は要注意。ストレスが原因で自律神経が乱れることによって、性的興奮の信号が全身に行き届かなくなることがあります。その結果、勃起機能に支障をきたし、心因性EDを引き起こします。

社会人になりたての20代、仕事に慣れ、責任ある立場を任されることが増える30代は特にストレスを感じやすく、それによって心因性EDを引き起こすリスクも高まるので注意が必要です。

また、このほかにも深層心因が原因で心因性EDを引き起こすケースがあります。

深層心因とは心の奥底に眠っているもので、主に幼少期のトラウマが挙げられます。

自覚することが難しいという特徴があり、このことから原因がわからないまま心因性EDを引き起こすケースが多く見られます。また、EDの原因がわからないことに対するストレスが蓄積し、さらに症状が悪化するケースもあるようです。

こうした心因性EDを治療するためには、自分の精神状態を悪化させている原因を取り除くことが大切。

また、カウンセリングを受けるのもひとつの手です。

もちろんED治療薬を用いた治療も有効なので、ぜひお試しください。

薬剤性ED

EDは、その多くが器質性ED、心因性EDのいずれかであることがほとんどです。

しかし、必ずしもこの2種類のいずれかである、と断言できるわけではありません。

特定の医薬品を常用している方の場合は、その医薬品の副作用が原因「薬剤性ED」を発症している可能性も考えられます。

医薬品を使用することによって生じる副作用として、よく耳にするのが眠気や頭痛、吐き気といった症状ではないでしょうか。しかし、必ずしもこういった副作用ばかりが起こるわけではなく、医薬品によっては副作用として性機能の低下を招くこともあります。

ただ、そのことを知らずに、器質性EDや心因性EDを疑ってしまうケースは少なくありません。

その結果、原因不明のEDに悩まされることでストレスや焦燥感が生じ、本当に心因性EDを招いてしまうことがあります。

身体的な要因や精神的な要因に一切の身に覚えがなく、常用している医薬品がある場合は、薬剤性EDを疑ってみるといいかもしれません。

使用することで性機能の低下を招く可能性がある医薬品として、たとえば利尿剤や降圧剤、抗うつ剤などが挙げられます。これらの医薬品を常用しており、なおかつEDを発症している方は、一度主治医に相談してみることをおすすめします。